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NPO法人ウルシネクスト

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2025年6月

2025年6月5日 / 最終更新日時 : 2025年6月5日 中根多香子 お知らせ・活動

伝検通信に漆のコラムが公開されました

「和」を知り、「和」を楽しみ、「和」を伝えることを目的に創設された「日本伝統文化検定(伝検)」 ありがたいことに、理事の中根が、伝検通信に漆のコラムを寄稿させていただきました。 これから不定期に、書き下ろしも含め寄稿する […]

urushinext

「漆と社会をつなぐ」をテーマに、漆を増やす・活かす・使う・伝える活動を行っているNPOです。

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【伝検通信に漆のコラムを寄稿しました】
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「和」を知り、「和」を楽しみ、「和」を伝えることを目的に創設された「日本伝統文化検定(伝検)」
@denken_test 
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光栄なことに、理事の中根が伝検通信にコラムを寄稿させていただきました。これから不定期にですが、書き下ろしも含め寄稿する予定です。
ぜひご愛読いただけたら嬉しいです。
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◆「伝検通信」とは?
日本の伝統文化に関わるトピックを発信するメールマガジンです。メルマガ登録(無料・いつでも解除可)もおすすめです。
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◆「伝検」を主宰するのは、時事通信社とジャパンタイムズなどが設立した一般社団法人日本伝統文化検定協会です。
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「漆のこころ」第1回
うるしのある麗しいくらし 
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漆とふれ合い、半世紀がたちます。母のふるさとが石川県の輪島であることから、輪島塗という工芸品がいつも身近にある環境に育ちました。漆のお箸やお椀をふだん遣いに、お正月などハレの日にはお重を並べて。輪島塗のある風景は、家族だんらんの幸せな記憶と結びついています。
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けれども、漆の魅力に目覚めたのはずいぶん大人になってから。知人に紹介され訪れた個展で、ある漆芸作家さんと出会い、輪島塗がどれだけの手間と時間をかけて作られるのかを教わりました。
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・・・
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続きはストーリーのリンク先
又は🔍 伝検通信 漆のこころ🔍で検索
からお読みいただけます🌿
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@urushinext
画像の不具合により再投稿します。既にいいねして下さった皆様申し訳ございません。

日本の船舶投資ファンドの先駆け、アンカー・シップ・パートナーズ株式会社より、この度ウルシネクストの活動にご寄付をいただきました。その御礼に、 4月21日、専務理事の佐々木と理事の中根の2名で、同社を表敬訪問してきました。

同社は、2007年に「日本の海運業界に金融ノウハウを用いた船舶保有手法を」との想いで設立されたベンチャー企業。最先端の船舶金融で海運業界に新たなソリューションを提供される一方で、日本が世界に誇る伝統文化や伝統工芸の魅力の発信に、大変熱心に取り組まれています。

読売新聞グループ本社と連携協定を結ばれている、伝統文化振興プロジェクト「Action! 伝統文化」や、最高品質の工芸作品を取り扱うオンラインギャラリー、工芸作品取引の活性化によって伝統作品・技術を未来に繋げる新たなインフラ「ARTerraceプラットフォーム」の運営(注)など、その取り組みは多岐にわたります。

(注)「ARTerraceプラットフォーム」は、日本の伝統工芸品の価値を高め、その美しさを世界に広めることを使命として設立された株式会社ARTerraceによって運営されています。

同社はまた、日本を代表する豪華客船「飛鳥クルーズ」を保有・運航する郵船クルーズ株式会社の株主でもあります。「飛鳥Ⅱ」では、人間国宝18名を含む50名以上の作家の伝統工芸作品を船上に展示するという、世界で唯一の船上の常設展を実現しています。今年7月20日就航予定の「飛鳥Ⅲ」も同様です。伝統工芸を初めとするアートや日本各地の地域の魅力など、日本の誇りを船に乗せて旅をする「文化を発信する船」として、これから日本中、世界中を回る計画とのことです。

今回の同社による寄付は、伝統文化の継承に寄与する活動を行っている団体を支援する取り組みの一環です。大変光栄なことに、支援団体の一つにウルシネクストが選ばれ、ご寄付をいただくことになりました。

表敬訪問の当日は、篠田社長初め、役員やご担当の皆さまに、この度のご寄付への感謝の意をお伝えしました。その後、寄付金の活用を予定している、福島県飯舘村や神奈川県秦野市のウルシ畑についての説明や、双方の事業・活動に関する情報交換、今後の連携の可能性など、広く意見交換を行いました。

大変有意義な訪問の機会をいただき、心より感謝申し上げます。
創業50周年を迎えた居酒屋一休と、輪 創業50周年を迎えた居酒屋一休と、輪島塗の老舗、輪島屋善仁のコラボレーションによる輪島応援の限定Tシャツが、5月15日から販売開始になりました。

このコラボ企画は、NPO法人ウルシネクストが両社を縁繋ぎし、今年1月から開始している50周年記念ファンカードに続く第二弾になります。周年事業の一環として、輪島の復興のために様々な支援を行っている居酒屋一休が、来店者と一緒になって応援し、復興機運を高めていこう、というものです。

輪島への想いを込めた記念Tシャツ
今回販売される限定Tシャツは、50周年記念ロゴと、輪島屋善仁によるAnniversaryファンカード6カ月分のデザインを組み合わせた特別仕様。ブラックとホワイトの2色展開で、限定300枚です。詳しくは、同社ホームページをご覧ください。

▼居酒屋一休公式ホームページ
https://193.co.jp/izakaya/topics/3645/

輪島の復興支援と購入特典
この限定Tシャツを購入すると、販売価格の一部(500円)が「輪島漆器商工業協同組合」に寄付され、輪島の復興支援に貢献することができます。また、購入特典として、Tシャツを着用して居酒屋一休に来店すると、対象ドリンクが1杯無料になります(2025年9月30日まで、何度でも利用可能)。

50周年記念ファンカードも引き続き販売中
今回のTシャツのデザインの元になった「一休50周年スペシャルANNIVERSARYファンカード」は、7月のデザインで販売開始です。テーマは「朝顔」。朝顔が咲くと、いよいよ夏本番を感じるようになりますね。

▼居酒屋一休公式ホームページ
https://193.co.jp/izakaya/topics/3648/

夏本番を迎えるこの時期、居酒屋一休で仲間と楽しみながら、輪島の復興を応援していただけたら幸いです。ウルシネクストは、居酒屋一休と輪島屋善仁のコラボのように、これからも「漆と社会をつなぐ」様々な取り組みを行っていきます。
4月27日(日)、国際文化会館で行われた、オークヴィレッジ創設者、稲本正さんの「出版記念会とアカデミア賞受賞報告の集い」に、秦野でウルシ畑を協働で運営している平野君子さん(丹沢漆の里ムーブメント、「金継ぎ教室 淘」主宰者)と共に出席してきました。

稲本正さんは、1974年、高山市内にオークヴィレッジを創設され、1994年には「森の形 森の仕事」で毎日出版文化賞を受賞。「森の惑星」プロジェクトでは世界の森林地帯を歴訪されています。林野庁林政審委員を10年間務められるなど、その数々のご経歴は書き切れないほど。。。トヨタ白川郷自然學校設立校長でもあり、昨年、これまでの多くの功績から、旭日双光章を叙勲されました。

現在、2027年国際園芸博覧会(横浜)を契機としたイベント学会の「日本を元気にする横浜モデル」提言の副委員長を務められています。今年1月に、同博覧会で使用を計画されているウルシの件で、思いがけないきっかけで平野さんとの交流が生まれ、今回のご縁につながりました。

その提言の一つに、縄文以降の立地特性を活かした「横浜 食と健康の森・自然学校」があります。日本人は縄文時代以降、森が産み出す食料を採取して命を繋ぎ、それを生み出す植物の力を学んで多種多様な果樹や雑穀、野菜、薬草を生み出し改良してきました。その先人の知恵を学ぶと同時に、市民参加による新しい対話と交流の場を構築し、「豊かな森」を体験学習できる「横浜 食と健康の森・自然学校」プロジェクトを、公園事業に継承し、中長期的には横浜市の「市民の森」と連携・展開していく事業にしていこうというものです(注)。

(注)イベント学会『日本を元気にする横浜モデル』研究会資料より抜粋

稲本さんからの依頼を受け、秦野のウルシ畑では、同博覧会用に予備本数を含め12本のウルシ苗を大型の不織布プランターに入れて、他のウルシと同様に、鹿対策を施した畑で大切に育てています。

なお、4月27日のセレモニーには、青山豊久/林野庁長官や、中村利雄/愛・地球博事務総長・イベント学会会長、野中ともよ/ジャーナリスト・ガイアイニシアチブ代表、河口洋一郎/アーティスト・東京大学名誉教授など、各界の錚々たる方々約100名がお祝いに集まりました。

稲本さんが提唱するのは、生物の基本は、「競争進化」ではなく「共生進化」であること。「植物は自分だけでも生き延びることができるが、動物は植物がないと生き残ることができない」という自然界の法則の中で、勝った者が生き残る「競争進化」への人類の勝手な思い込みによって、日々、如何に生物全体と自らの存在基盤を壊しつつあるかということを、問われています。

全日本学士会が授与するアカデミア賞受賞、並びに最新著書出版を記念して開催された今回のセレモニーは、「共生進化」について共に考える集いでもありました。
ロクシタンWe Act投票による寄付金を活用した「伝統的技術の継承」への取り組みの第三弾として、4月21日(月)、東京藝術大学 美術学部 工芸科 漆芸研究室を訪問してきました。

芸術系の大学としては国内最高峰に位置づけられる同大学の漆芸研究室は、漆芸の技術の継承を担う将来有望な人材が集まっている研究室。昨今の物価高騰の折、生徒さんたちの費用負担を減らし、研究や技術研鑽に少しでも集中していただけるよう、使用する資材、材料の一部を支援させていただくことになりました。

当日は同研究室を表敬訪問して、小椋、青木両教授や、窓口となってご対応いただいている教育研究助手の新井様、関係する皆さまにご挨拶。ロクシタンとウルシネクストによる「伝統的技術の継承」の取り組みをご説明し、今回の支援に対し、丁重に御礼のお言葉をいただきました。

今後、一昨年の同取り組みで取材させていただいた、名田庄総合木炭の最高品質の研磨用“駿河炭”を初め、新井様と相談しながら資材、材料を選定し、提供を行う予定にしています。

詳しくは、また納品後に報告させていただきます。
4月20日(日)、「縄文うるしパーク - 4月20日(日)、「縄文うるしパーク - 埼玉に漆を植える会」(工房「うるし劇場」を営む漆作家の加藤那美子さん主催)の「2025ウルシ天ぷら会」に参加してきました。参加者は計16名、蓮田市から参加の方は1名、他15名は遠方からの参加です。

日本で一番ウルシを食べている人と自他ともに認める、東京藝大名誉教授の三田村先生も駆けつけて来られました。参加された皆さんは、ご自身の仕事で漆に携わっている方や金継ぎ教室の生徒さん、植物療法士、地域おこし協力隊、新聞記者など、それぞれの立場で漆に興味を持っている方々で、漆の話題が広がるとても有意義な会でした。

加藤那美子さんが用意してくださったウルシメニューは、
ウルシの天ぷら
ウルシのおひたし
ウルシ若葉茶
漆鶏鍋
などなど。
漆鶏鍋は、味比べ用にウルシの枝が入っている鶏鍋と入っていない鶏鍋の2つが用意されました。食べ比べたところ、ウルシが入ったほうがスープにコクが出て味わいが深くなり美味しいと好評でした。ちなみに鍋に入れるウルシの枝は、料理用に圧力鍋で2時間蒸して下処理をしているとのことでした。入れる部位や下処理の時間などで味も変わるようで、なかなか奥の深い料理のようです。

ウルシ畑での天ぷら会の後は、近くの工房「うるし劇場」に移動して、ウルシの枝から漆を採る“瀬〆漆”採り体験。普段は漆を採るには非効率で、漆搔きさんも捨ててしまっていた枝からも、少量でも漆が採れて、その後料理にも使えるという、枝の部位の活用方法を楽しみながら学べた1日でした。

三田村先生曰く、韓国では、街中の露天など、そこかしこでウルシの枝が料理用としていい値段で売られているとのこと。日本でももっとこのウルシの枝に価値を見いだしていくことができれば、ウルシの生産者や漆搔きさんの収入にも繋がるので、食材としてのウルシを広げていきましょう、と締めくくられました。

加藤那美子さん、諸々の準備ありがとうございました! 皆さま、楽しい1日、お疲れさまでした!
会津若松市のウルシ畑で活動開始!
今年の冬の会津若松市は、記録的な豪雪で、3月中旬を過ぎても畑一面真っ白・・・。なかなか畑仕事ができませんでしたが、先日4月16日、会津UV漆グループのメンバー、アルテマイスター10名、三義漆器店2名の計12名が集まって、たい肥を土壌に混ぜ込んだり、肥料を撒いたり、ウルシ苗の補植を行ったりと、今シーズンの活動を開始しました。

補植のために取り寄せたウルシ苗は30本。昨年6月、生育指導にお越しいただいた奥久慈漆生産組合の神長顧問が育てた貴重な苗です。
北会津地区では、道路を挟んで北側と南側にそれぞれ約2,000㎡のウルシ畑を管理しているのですが、今回の植樹は、南側の畑に植えました。

北側は、畑として使えているのは半分程度で、飯舘村から移植したウルシが植えられています。他の半分のスペースは、多数の雑木や切り株が点在しているため、重機を使って切り株を掘り起こし、根切り作業と撤去を行う必要があります。植栽地にするための土壌づくりはそれからです。植栽地として整ったら、70本の植樹を予定しています。今年の秋目標・・・。

これから本格的に芽吹きのシーズンを迎えます。草刈りに害虫対策など、皆で分担しながら生育管理を行っていきたいと思います。なお、この場所は山が遠いため、鹿の被害が無いことは本当に助かっています。
昨年12月に、取材でご協力させていた 昨年12月に、取材でご協力させていただいた森村学園初等部の映像制作チーム「Team2024」の皆さんが、「KWN日本コンテスト2024」において一次審査、二次審査を無事通過し、3月16日(日)に行われた最終審査で、見事小学生部門のグランプリを受賞しました!!

映像のタイトルは「Connect」。金継ぎをテーマに「ものを大切にすることの意味」に想いを込めたショートムービーです。おばあちゃんから譲り受けた大切なカップを不注意で割ってしまったことをきっかけに、どうにかして直したい想いで友達に相談し、金継ぎのことを知り、修繕していくストーリー。ものを直して大切にする素晴らしさや、直すことでもっと素敵になる、大切にする気持ちが大事、といったメッセージが、ストーリーを通して発信されています。

そして「金継ぎって私たちみたい。毎日いろいろあるけど、思い出が積み重なって、新しい物語ができて、もっと繋がりが強くなる・・・」、「もし大切なものが壊れても、直すことで過去と未来を繋ぐことができたら素敵」と、友情やあらゆるものに“金継ぎ”の想像を膨らませています。

エンディングで語りかけるのは「あなたにも繋ぐことができる“美しい未来”とはどんな未来ですか?」。
日常の出来事から世界中で起きている様々な問題の解決への願いまで、視聴者への“Action”を後押しするようなメッセージ性が深く感じられる素晴らしい作品です。

《グランプリ作品:Connect》
https://holdings.panasonic/jp/corporate/sustainability/citizenship/kwn/jp_contest2024.html

次は、秋に行われる世界大会「KWNグローバルサミット2025」です! 世界10カ国以上からそれぞれの国を勝ち抜いてきた作品と、アワードを競います。是非「Team2024」の皆さんの健闘を祈りたいと思います!
. 【 金継ぎ教室 「淘」の展覧会へ 】 .
【 金継ぎ教室 「淘」の展覧会へ 】
 
ウルシネクストの仲間、平野君子さんが主宰されている、金継ぎ教室 「淘」の展覧会に伺いました。
平野さんは金継ぎの先生で、「丹沢漆の里ムーブメント」の発起人でもあり、秦野での漆植樹活動をご一緒しています。
@kintsugi_tou 
 
「金継ぎ」とは、陶器などの割れや欠け、ひびなどを漆で繋ぎ、金を施して修復する日本の伝統的な技法です。茶の湯が盛んになった室町時代に発展したといわれています。
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良いものを長く大切に使い続けるという考え方、修復の痕をあえて見せることで、新たな美的価値を与えるという概念が、世界中の人々の心を捉え魅了しています。
今や「KINTSUGI」は日本語由来の語として、オックスフォード英語辞典に掲載されるほど有名になりました。
 
生徒さんの作品は各自の装飾で個性豊かに展示されており、いずれも興味深く拝見。作品紹介文には、蘇ったうつわへの想い、金継ぎを通じて得た気づきなどが記されていました。
金継ぎには「うつわを再生する力」だけではなく、「精神的な繋がりを修復し、心を治癒する力」も備わっているようです。
⁡
特に印象的だったのが、こちらのホホジロが描かれたフランスリモージュのお皿です。金継ぎの景色がとても美しく、釘づけに。長く通われている生徒さんの絵心が発揮された渾身の作、まさに伝統×創造のアートですね。
 
ギャラリーの一角に、「丹沢漆の里ムーブメント×ウルシネクスト」の活動をパネル展示してご紹介いただきました。このパネルはウルシネクスト専務理事の佐々木が作成したものです。
 
パネルの近くには、平野さんによる金継ぎ作品と、ムーブメント発起人のおひとりで、漆植栽地の地主でもある高橋秦一郎氏による「丹沢ヒノキの漆椀」も展示されていました。ともにお人柄のあらわれた、あたたかく魅力的な作品です。
 
我々がお邪魔した時も、ひっきりなしにゲストが訪れ大盛況!
⁡
「金継ぎ」をきっかけに、「漆」という日本の文化が多くの方々に知ってもらえますように。
近い将来「URUSHI」も世界共通語になることを願って、我々も精進いたします。
 
平野さん、ご案内ありがとうございました。
今後も金継ぎ教室「淘」のご発展を心よりお祈り申し上げます。
⁡
. 【輪島屋善仁への寄付贈呈式に参列 .
【輪島屋善仁への寄付贈呈式に参列しました】
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ロクシタンジャポンとホテル椿山荘東京の共催による、能登半島地震および豪雨被災の復興支援として、輪島屋善仁への寄付贈呈式が行われました。

皆さまの「これからも能登を、輪島屋善仁を応援していく」という念いに満ちて、フォーマルながらとてもあたたかいセレモニーでした。
⁡
詳しい記事をWebサイトのNewsにアップしました。プロフィールのリンクからご覧いただけます。

@loccitane_jp 
@hotelchinzansotokyo_official
@wajimaya_zenni 
@urushinext
昨年12月、会津若松市北会津地区のウ 昨年12月、会津若松市北会津地区のウルシ畑の土壌を測定したところ、土中の栄養が足りなくなってきたため、苗木周りの土に牛糞たい肥を混ぜ込む作業を行いました。会津UV漆グループのメンバー21名が集まり一気に作業、何とか雪が降る前に終えることができてホッと一安心です。皆さまお疲れさまでした!

雪解けを待って、春に芽吹いた後に、追加の植樹や有機肥料を撒くなど施肥を行う予定です。
昨年12月、秦野市の有志団体「丹沢漆 昨年12月、秦野市の有志団体「丹沢漆の里ムーブメント」と共に進めている「相模漆の復活に向けたウルシの植栽地、苗木生育のための圃塲整備事業」において、獣害対策強化のため圃場周りにフェンスを設置しました。設置にあたっては、一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会様にご支援をいただき、助成金を活用させていただきました。
現在、三廻部の圃場では、5面の畑にウルシ苗を植樹しており、獣害対策のためにトリカルネットと呼ばれる樹脂製の簡易柵で囲んでいたのですが、鹿に倒されることもしばしばで、特に鹿の食害から苗木を守るには、更なる強化が必要でした。加えて、苗木の生長に伴い、いずれはトリカルネットを外す必要があったため、今回、同協会の助成金により、まずは1面分のフェンスを試験的に設置しました。

フェンス設置の前は圃場の周りに防護ネットを張っていましたが、防護ネットでは鹿などの大型の動物には体当たりで倒されたり、飛び越えて中に入られてしまったり、小型の動物には写真のように食い破られて中に入られてしまったり、ということが度々発生していたため、更なる対策は喫緊の課題でした。

フェンスの設置工事は秦野市の森林組合に依頼し、数日の作業で無事に完成しました。一昨年に同協会の支援により導入した乗用草刈機に続き、今回フェンスを設置させていただき、お陰さまで着々と生育環境が整いつつあります。

フェンスの設置は費用もかかることから、一足飛びに他の4面すべてに設置という訳にはいきませんが、他の面についても、電気柵や防護ネットの支柱強化など、今出来ることを行いながら、順次整備を進めていきたいと思います。まずは今回のフェンス設置が、鹿や他の動物への圃場全体の抑止力になることを願っています。
この後、トリカルネットを外し、ウルシ苗の補植を行うなどして、春の芽吹きに備え、相模漆の復活に向けた取り組みを、また一歩進めていきたいと思います。
先月、森村学園初等部6年生の生徒さんから、何とウルシネクストに相談がありました。

何でも、学校の課外授業で漆や金継ぎについて調べており、KWN(注)の映像制作コンテストに応募するため、「ウルシの木や漆についての取材、もしくは漆搔きの見学ができるところをご存じないでしょうか?」という内容。。。詳しく伺ってみると、応募まであまり時間がなく、思いのほか急ぎの様子だったので、早速、日頃からウルシネクストの活動でお世話になっている奥久慈漆生産組合顧問の神長正則さんと、地元在住の漆芸作家、本間健司さんに相談し、取材受け入れに協力していただけることになりました。

(注)キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)は、小・中・高等学校レベルの子どもたちを対象とした、教育支援プログラムです。映像制作を通じて、創造性やコミュニケーション能力を高め、チームワークを養うことを目的としています。パナソニックがアメリカで1989年にスタートし、現在ではグローバルに展開しています。日本では、2003年より活動を開始しました。コンテストを毎年開催し、優秀な作品を表彰しています。【Panasonic Group ホームページより】

森村学園は、100年以上の歴史を持つ共学の伝統校で、初等部は、KWNコンテスト小学生部門で2021年度に最優秀作品賞/伝統発見賞「作品名:Present-未来へ繋ぐ芸術のリレー」を受賞しています。その初等部の映像制作チームが、今回、漆をテーマに映像を作るということで、漆搔きのシーズンは終了していますが、取材日程を調整し、生徒さんたちの熱意に応えるために出来る限りの協力をさせていただきました。

早速、12月14日(土)に取材決行! 当日はコンテスト参加メンバー(生徒12名と先生)の中から、4名の生徒さんと保護者の方3名が付き添い(先生の都合が付かなかったため)、計7名の皆さんが常陸大宮市を訪れました。

当日は、お昼過ぎに最寄りの下小川駅で皆さんをお迎えし、本間さんの工房で奥様のご協力のもと、ご用意いただいたお弁当を食べながら取材内容を確認。その後、本間さんより木地づくりや塗り、乾燥など漆器制作の工程についてのお話を、ウルシ林や苗畑では、神長さんによるウルシの生産や良いウルシの育て方に関するお話と、本間さんによる漆搔きの実践などを、短い時間でしたが精力的に取材していただきました。

取材のまとめとして、工房に戻り生徒さん4名による質問タイム。漆に興味を持ったきっかけや、漆の魅力、将来のビジョンに至るまで、中には専門的な質問もあり、本間さん、神長さんとも、生徒さんたちの知識や切り口に感服していました。

ちなみに前週の12月7日(土)には、ウルシネクストと協働で秦野市でウルシ畑を管理している有志団体「丹沢漆の里ムーブメント」の平野君子さん(「金継ぎ教室 淘」主宰)を、ヤビツ峠レストハウスで取材していただきました。

年明けの1月には編集を終了しコンテストに応募するとのこと。子供たちの視点で、漆をテーマに社会課題などにも触れて、どのような作品にまとめ上げるのか、今からとても楽しみです!
会津若松の関漆器店の漆を用いた蒔絵の年賀状を購入。
白蛇、長寿鶴、そして今年は大河ドラマで話題になった紫式部。
創業110年余りの伝統の技が光っています。

#会津若松 
#関漆器店 
#蒔絵
#干支 
#紫式部 
#年賀状
#ぬり一 
#会津塗り
「公益財団法人お金をまわそう基金」の第5期が11月末に終了し、第4期に引き続き、目標金額707,215円を達成することができました。支援者数も先期の168人を上回る183人の皆さまからご支援いただきました。

これも一重に基金事務局の皆さまのご指導や、ウルシネクストの活動に共感いただいた支援者の皆さまの励ましと温かい応援のおかげです。スタッフ一同、心より感謝申し上げます。

お陰さまで、寄付金を活用させていただき、先月11月23日に秦野市で植樹と鹿対策のフェンス設置を行いました。

今月12月からは、同基金第6期のスタートです! 今期は「めざせ漆の里!」ということで、秦野市と福島県飯舘村で、これまで植えたウルシをしっかり育てていくための生育管理に力を入れていきます。

長丁場の事業ですが、皆さまからのご支援が増えるごとに、エネルギーをいただいております。とても励みになります。引き続き皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
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【秦野のウルシ畑に優良苗を植樹しました!】
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11月23日、丹沢漆の里ムーブメント「“エリート”ウルシ植樹祭」に参加しました。
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青空広がる小春日和、まずはご挨拶とそれぞれの自己紹介からスタート。発起人の平野さんと高橋さんの引き寄せパワーで、多方面から人手が集まり頼もしい限りです。
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今回のウルシ植樹とフェンス設置はお金をまわそう基金の事業の一環ということもあり、事務局の瀬沼さんもご参加くださいました。いつもウルシネクストの活動にご尽力いただき本当にありがとうございます。
総勢12名でいざ、柳川へ!
 
ちょうど一年前に奥久慈漆生産組合顧問の神長さんと視察した柳川の畑です。今回の植樹の為に、高橋さんたちが事前に肥料を混ぜて耕してくれたので土もフカフカ。日当たりの良い傾斜地、土壌も良好という神長さんお墨付きの土地なので、期待に胸が膨らみます。
 
こちらが奥久慈漆生産組合から特別に分けていただいた優良品種のウルシ苗、どれも枝が太く根もしっかりしています。エリート・ツリーという呼び方もあるらしく、「さすが、体幹が強そう!」という声もちらほら。
 
都内から初参加のシュレックさんと林さん。日本文化を通じた国際交流の拠点「シュレックハウス」を運営していらっしゃいます。
 
今回、もうひとつのミッションがフェンスの設置です。元々は飯舘村のウルシ畑に設置していたフェンスなのですが、鹿被害が無いため取り外し、鹿被害が深刻な秦野で役立てようと移送したもので再利用となります。秦野市役所の皆さんはじめ力持ちの男性陣がチームワークよく設置完了、大変お疲れさまでした!
 
おかげさまで、70本の優良苗のうち39本を無事に植樹することができました。12月には残りの31本を三廻部(みくるべ)のウルシ畑に植える予定で、それまで土を被せて寝かしておきます。
 
午後は有志で、紅葉シーズンの登山客で大にぎわいのヤビツ峠レストハウスを訪問。名物の丹沢ロイヤルカレー、クロモジ茶、ロールケーキをいただきながら、ウルシ談議に花を咲かせました。平野さん、美味しいおもてなし本当にありがとうございました。
 
左から順に、理事の當麻、佐々木、中根の3人で、ウルシ苗を囲みパチリ。
すべてのウルシ苗たちが、すくすく元気に成長しますように。
私たちウルシネクストは、秦野のウルシの森づくりに引き続き取り組んでまいります。
#蒔絵 の #人間国宝 #室瀬和美 先生の最新著作「漆と伝統」
漆という素材、漆で作る、漆で直す、漆の技術史、漆を伝えるという内容の全66話。漆のことを全く知らない方には入門書として、漆の世界に身を置く人にも知識の整理としておすすめできる一冊です。

#漆芸 
#日本文化 
#伝統工芸 
#伝統文化 
#urushi 
#ウルシネクスト 
#漆と伝統 
#白船社 
#うるし
#日本漆アカデミー の #漆サミット2024 #日本漆アカデミー の #漆サミット2024 参加の機会を活かして、念願の木曽漆器の本場 旧楢川村(塩尻市)を訪れました。
中山道の丁度真ん中の宿場町である #奈良井宿 では江戸時代にタイムスリップしたような不思議な感覚を体験
#信州蕎麦 も堪能しました。

#紅葉が綺麗
日本漆アカデミー主催、#国宝・#重要 日本漆アカデミー主催、#国宝・#重要文化財 の修理に関わる講演と修理現場の見学プログラムに参加しました。
場所は地元で「おせんげんさん」と呼び親しまれている #静岡浅間神社 。総漆塗りで極彩色の壮大な社殿群は、江戸末期を代表する神社建築として 26棟が国の重要文化財に指定されています。

1日目の講演では、文化財建造物の修理と使用される自然素材について、国産漆の特性と評価など、有識者の方々によるアカデミックなお話を伺えて大変勉強になりました。
日本産漆と外国産漆に甲乙つけるものではなく、それぞれの特性を良く知り、適材適所で活かしていくことが大切です。
また、輪島でご活躍の漆芸作家さんからは、輪島の現状と課題についてもお話いただき、関係者一同「それぞれが今できること」を再考する有難いひと時となりました。

2日目は修理現場の見学へ。静岡浅間神社は「平成令和の大改修」 として、24年かけて大がかりな化粧直しをしています。
禰宜(ねぎ)宇佐美洋二氏のご案内で、40年ぶりに漆・彩色の塗替えたばかりの楼門(重要文化財)などを拝見。
ここでは建築物のあらゆる場所、特に上塗り部分に国産漆が多用されています。また、漆は金箔を貼る接着剤としても使われています。

今回のハイライトは重要文化財のひとつ「大拝殿」の現場見学。ヘルメットを被って足場を渡り、いざ内部へ。現場では大きな舞良戸(まいらど)や天井を研いだり塗り直したりといった補修作業の真っ最中でした。#漆器 づくりと同じように、塗っては研ぐ作業を幾度も繰り返し、あの麗しく神々しい #漆塗り が完成します。

全国から選ばれし腕利きの漆職人さん達が、文化財と一心に向き合う姿。そしてその手仕事の結晶ともいえる壮麗な拝殿を目の当たりにして感動しきり。こうやって美しい伝統が未来へ継承されていくのだと思うと、胸が熱くなりました。

このような貴重な体験と、漆のご縁が繋がる機会を設けてくださった #日本漆アカデミー 様、オクシズ「#漆の里」協議会様には心より感謝申し上げます。
私たち #ウルシネクスト は伝統技術の継承を願い、これからも「#漆と社会をつなぐ」取組みを続けてまいります。
. 「早速購入しましたよ!」と、友人 .
「早速購入しましたよ!」と、友人が売り場の写真を送ってくれました。
こんな反響がやっぱりうれしいですね。

漆を通して、伝統技術を次世代へと つなぐ。
ロクシタンは人と自然、地球の未来を考えた活動をしています。 
活動の一つ「伝統的技術の継承」として実現した、ロクシタン✖️「輪島屋善仁」の日本限定コラボレーション。

協力パートナーとして立ち上げから関わらせていただいたこのプロジェクト、私たちウルシネクストにとってはエポックメイキングな取組みのひとつです。
⁡
2枚目はロクシタンのプロジェクトDMより

@loccitane_jp 
@wajimaya_zenni
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特定非営利活動法人ウルシネクスト

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