飯舘村の苗木の植え替えは、あいにくの大雪で秋に延期
もうすっかり春めいた3月中旬、たった1日だけ寒波が本州を通過。 昨年の12月に引き続き、飯舘村の苗木の植え替え、移植作業をしようと予定していた3月18日(土)に福島県を直撃し、真冬に逆戻りしたかのような大雪に見舞われまし...
飯舘村の圃場整備用に草刈り機とウッドチップを導入しました
3月に荒天で延期していた飯舘村のウルシ畑の苗木の間引きと、会津若松の肥培管理地への移植作業を11月に行う予定で、間引き後の圃場整備に備え、草刈り機とウッドチップを導入しました。 育成・管理を行う上で負担の多い草刈り作業の...
飯舘村のウルシ畑内で植え替え調整を行い、今シーズンの作業を終了!
12月23日(土)に、飯舘村で11月に行った100本の間引き作業の後、苗木の間隔を調整し切れていなかったエリアの植え替え作業を行いました。 暮れも押し迫った慌ただしい中でしたが、今回も会津若松から「会津UV漆グループ」の...
飯舘村のウルシ畑に奥久慈漆生産組合の神長顧問をお招きして育成のアドバイスをいただきました
本格的な夏を迎え始めた6月下旬、奥久慈漆生産組合の元組合長で現顧問の神長さんを飯舘村にお招きして、ウルシの生育状況や土壌を見ていただき、今後の育成に向けたアドバイスをいただきました。 土壌は事前に50cmほどの深さに掘っ...
飯舘村でウルシの苗木の補植と下草刈りを行いました。
5月7日(土)、福島県飯舘村で、有志7人が集まり、ウルシの苗木30本の補植と、下草刈りを行いました。 今回の作業には、ウルシネクストを助成先団体に選んでいただき、日頃よりお世話になっております「お金をまわそう基金」事務局...
青森県田子町 増田定雄さん 奥家 弘さん|漆掻きさん(11)
増田定雄さん 学生時代、前年から文献書物で漆掻きの作業を調べていました。そういう折、田子町で紹介された方が増田定雄さんです。 昭和50年4月、上郷の自宅を訪ねさせていただき、初めてお会いした漆掻きさんが増田さんです。その...
電気工事と津軽の馬鹿塗り-森林文化協会グリーンパワー誌掲載
公益財団法人 森林文化協会が発行の月刊誌グリーン・パワーにて連載中 漆で未来は変えられる 10 グリーンパワー11月号 電気工事と津軽の馬鹿塗り...
重陽の節句
文と写真:中根 多香子 九月九日は重陽の節句。 九という陽数の極みが重なる佳き日、長寿と繁栄を願うまつりごとで、旧暦では菊の咲く頃から「菊の節句」ともいわれます。 現代では影が薄いものの、五節句の中で最も重要といわれる重...
選抜された優良品種のウルシ苗植栽会に参加
11月2日(木)、茨城県常陸大宮市で行われた、日本産漆を支援する「NPO法人壱木呂の会」さん主催の「優良選抜ウルシ苗による植栽会」にウルシネクストも参加、全国から約30人の漆関係者が集まりました。 午前中は、併催された日...
越前衆のこと|漆掻きさん(8)
明治41年、農商務省山林局から発行された『地方ニ於ケル漆樹及漆液ニ關スル状況』の中に、県別の出稼人數と入稼人數が示されています。多分明治40年の記録と思われます。 出稼人數をみますと福井1,560人、新潟102人、石川8...
越前漆掻きさんの大活躍 <近代の日本2>
越前漆掻きさんの大活躍 <近代の日本2> 近代の漆生産に関わり、忘れてならないことは越前人の活動です。 藩政時代は、自藩の需要のため漆液は統制されていましたが、明治となり廃藩置県により各地の漆樹が開放されました。江戸時代...
越前式殺掻法の概要|漆掻き技術(1)
現在まで続く日本各地の漆掻き法は、越前式殺掻法(えちぜんしきころしがきほう)といわれるものです。 漆掻きさんに越前出身者が多いことはこれまでの記述からお分かり頂けたと思います。 越前の地から国内各地へ出かけていたことから...
藩財源確保につながる漆樹栽培 <近世の日本1>
藩財源確保につながる漆樹栽培 <近世の日本1> 江戸時代になり政情が安定すると、各藩は自藩の特産物の育成、財源確保、財政の再建などに目を向けるようになります。再度、『現代日本漆工総覧』の記述を見てみます。 領主の産業開発...
茨城県大子町 山本みつさん 山本光二さん|漆掻きさん(14)
昭和51年、大子町に山本生漆問屋を訪ねたことがあります。漆掻きさんではないのですが、その内容には詳しいことからここに記します。 大子の駅を出ると、看板が目に付いたため、突然ですが玄関をたたいたのです。私の勝手な、しかも突...
総理官邸SNS「JAPAN GOV」ウルシネクストを紹介
11月13日「漆の日」に総理官邸が国際広報を目的に海外に発信するSNS「JAPAN GOV」にて、NPOウルシネクストを紹介いただきました。漆の魅力と新しい素材としての可能性を海外にも発信して参ります。 Twitter...
端午の節句
文と写真:中根 多香子 風薫る五月、端午の節句を祝うテーブルをしつらえました。 わが家の定番メニューは、「勝男」に通じる鰹のたたき、「めでたい」鯛汁、「すくすく伸びる」筍の煮物など、縁起を担いだ旬のもの。 黄色が邪気を払...
秦野の圃場にウルシ栽培の専門家を招聘!
11月26日(日)、秦野の「丹沢漆の里ムーブメント」の活動と飯舘村からの「大きな苗木」の移植のタイミングに合わせて、ウルシ栽培の専門家で、奥久慈漆生産組合の元組合長で現顧問の神長正則さんをお招きし、柳川、三廻部のウルシ畑...
秦野のウルシ畑に提供した草刈り機と鹿除けネットが大活躍!
秦野でウルシ畑の育成・管理を行っている地元の有志団体「丹沢漆の里ムーブメント」に、6月末に提供した乗用草刈り機「共立モア RM981」と、鹿の食害から苗を守るトリカルネット(250本分)が、その後の育成・管理で大活躍です...
秋田県五城目町で“aeru satoyama“うるしの植樹イベント再開を支援!
昨年8月に秋田県を襲った記録的な大雨の影響により秋の植樹を断念した、「『くまベアテディと、山と、漆と』〜100年続く、うるしの森をつくろう〜」の植樹イベントを再開しました! 4月22日(土)、五城目町で新しい形のテーマパ...
秋に延期していた飯舘村の苗木の植え替えを行いました!
今年3月に寒波の影響で秋に延期していた飯舘村のウルシ苗の植え替え作業を、11月23日(木)に行いました。葉が落ちて苗木が冬支度に入るタイミングを待って作業を行う必要があったため、予定より8カ月が経過し、もはや苗木とは呼べ...
福島県飯舘村の圃場整備を実施
5月7日(金)、8日(土)の2日間、福島県飯舘村で、有志6人が集まり、昨年一昨年にウルシを植えた植樹地の圃場整備を行いました。本来は昨年行う予定でしたが、全国的にコロナによる緊急事態宣言下で実施出来なかったため、2年越し...
福島県飯舘村いいたて漆生産プロジェクトに協力
「いずれは漆を村の新たな特産品に育てたい」そんな思いで「いいたて漆生産プロジェクト(仮称)」が福島県飯舘村でスタートしました。 令和となって間もなくの5月4日、プロジェクト発起人の村議佐藤健太さん(37)が、村内の二十ア...
福島県北塩原村 赤城 馨さん 福島県熱塩加納村 上野幸庫さん|漆掻きさん(13)
福島県北塩原村 赤城馨さん 祖父弁次郎さんは明治から昭和初期まで、父嘉一さんは大正から昭和の戦後まで、そして三代目の馨さんは昭和戦後から16年間漆掻きさんであった方です。 祖父と父は生涯漆掻きさんで通しており、その父につ...
福を招く、お正月のテーブル
文と写真:中根 多香子 お正月は日本人にとって、最も大切な年中行事。 新年に豊かな実りと幸せを授けてくれる「歳神様」をお迎えする準備を、少しずつ始めます。 思い出すのは子ども時代、元旦はいつもより小綺麗に身支度をし、両親...
神奈川県秦野市、ウルシの植樹祭を支援
3月6日 (日)、神奈川県秦野市柳川で第1回ウルシの植樹祭が開催され、ウルシネクストから50本の苗木を支援しました。 主催は秦野市観光振興課の高橋様と同市ヤビツ峠レストハウスの平野様。 お二人とは漆が取り持つご縁で昨年知...
目標金額200%に到達!クラウドファンディング受付中です
日経新聞社のクラウドファンディング「未来ショッピング-SDGs特集」に出展中の「漆で作るSDGsのバッジとアートパネル」、多くの皆さまからご支援をいただき、おかげさまで目標金額200%に到達いたしました! 現在、職人から...
環境省プラスチック・スマート事例として紹介されました
回収されずに海に流れ込む海洋プラスチックごみが、地球規模の問題としてその対策が急がれています。 海洋プラスチックごみは毎日毎日大量に発生しています。 自然に分解されないプラスチックは長期間に渡って海に残り、中には粒子状に...
理事長がFM放送J-WAVEに出演しました
8月25日(水)、J-WAVE 81.3FM「JAM THE PLANET」(19:00~22:00)に、ウルシネクスト理事長の柴田がリモート出演しました。 社会的な課題と向き合いながら、人と地球の関係をサステナブルに...
無人駅から広がる漆の里山づくり-森林文化協会グリーンパワー誌掲載
公益財団法人 森林文化協会が発行の月刊誌グリーン・パワーにて連載中 漆で未来は変えられる 07 グリーンパワー8月号 無人駅から広がる漆の里山づくり...
漆産地の広がりと固定化 <近世の日本2>
漆産地の広がりと固定化 <近世の日本2> 古代や中世の項でも見た『増訂工芸志料』で、江戸時代の栽培や生産を探すと、以下のものがありました。 ○貞享年間、此の際漆を産する諸国は漆を以って貢物と為し、或いは漆永と称し永銭〔...
公益財団法人お金をまわそう基金の助成先団体です
ウルシネクストは内閣府認定の「公益財団法人お金をまわそう基金」の助成先団体です。
日本の歴史、文化、芸術、技術を支えてきた漆を後世に繋げていくための漆の森づくり、地域振興を目指す事業の公益性やその意義に共感いただき、助成いただいております。
お寄せいただいた助成金は、相模漆の復活で国産漆を増やす植栽事業に活用させていただきます。
皆様からのご寄付、ご支援をよろしくお願いします!
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