金継ぎをテーマにした森村学園初等部の映像作品が、「KWNグローバルサミット2025」でプロフェッショナルアワードを受賞!

10月25日(土)、世界各国の子どもたちが参加するKWNグローバルサミット2025(世界大会)が、10カ国をつないでオンライン開催され、日本コンテストの小学生部門でグランプリを受賞しノミネートされた、森村学園初等部制作の金継ぎがテーマのショートムービー「Connect」が、見事プライマリー(小学生)部門でプロフェッショナルアワードを受賞しました。

KWNグローバルサミット2025では、次の4つのアワードが設定されています。
1) サミットに参加している子どもたち同士の投票で選出される「KWNキッズアワード」
2) 世界中からオンラインによる一般投票で選出される「KWNファンズアワード」
3) 映像のプロフェッショナルの投票により選出される「プロフェッショナルアワード」
4) パナソニックグループの従業員により選出される「パナソニックアワード」

この度、各国・各地域を勝ち抜いてノミネートされた作品の中から、それぞれの部門で審査・受賞結果が発表されました。

「Connect」が受賞したプロフェッショナルアワードは、映画監督、クリエイティブディレクター、脚本家等、各国で活躍する4名の審査員の投票によるもので、テーマやメッセージ性、作品の構成、クオリティなど、プロの目から見た評価として選ばれている、とても名誉ある賞です。

金継ぎを通して、ものを直して大切にする素晴らしさや、直すことでもっと素敵になる、といったメッセージを、日本代表として世界各国からKWNに参加した3000人を超える子どもたちに届けることができたことは、素晴らしいですね。

初めて担当の生徒さんからウルシネクストに取材の相談をいただいてから約1年、撮影取材に同行し、生徒さんたちが真剣に漆と向き合って映像制作に取り組んでいる姿を見ているだけに、今回の世界大会での受賞はとても感慨深いものがあります。

森村学園初等部の「Team2024 / Global Team 2025」の皆さん、本当におめでとうございました! 1年間お疲れさまでした!

《KWNグローバルサミット2025》
https://holdings.panasonic/jp/corporate/sustainability/citizenship/kwn/global_summit2025.html

(注)キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)は、小・中・高等学校レベルの子どもたちを対象とした、教育支援プログラムです。映像制作を通じて、創造性やコミュニケーション能力を高め、チームワークを養うことを目的としています。パナソニックがアメリカで1989年にスタートし、現在ではグローバルに展開しています。日本では、2003年より活動を開始しました。コンテストを毎年開催し、優秀な作品を表彰しています。【Panasonic Group ホームページより】

執筆者プロフィール

佐々木 亨
佐々木 亨
特定非営利活動法人ウルシネクスト 専務理事