岩手県紫波町とウルシ産業の振興に関する基本協定調印式を実施

7月21日(水)岩手県紫波町役場に於いて、紫波町役場関係者、報道関係者等の出席のもと、

  • 岩手県紫波町 熊谷町長
  • 一般社団法人次世代漆協会 細越代表理事
  • 株式会社浄法寺漆産業 松沢代表取締役
  • 特定非営利活動法人ウルシネクスト 柴田理事長

の4者による「ウルシ産業の振興に関する基本協定調印式」が行われました。

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ウルシの植林・育林をはじめ、ウルシ樹木や漆液の活用、ウルシ関連商品の企画開発、イベントや研修会の実施、PRなど、今後、紫波町内においてウルシ産業の振興を図り、継続的な取り組みとして育てていくため、相互に連携、協力していくことになりました。

当ウルシネクストの理事長柴田は調印後の挨拶で、

「世界中で持続可能な社会に向けたSDGsの取り組みが進む中で、従来の漆器の塗料や接着剤としての活用以外に、プラスチックの代替や樹液採取後のウルシの木を使ったものづくりなど、天然素材である漆の価値を再認識する動きが起き始めている。漆の活用の幅が広がれば、それは有益な資源となりうる。日本は地下の資源には乏しいかもしれないが、ウルシ林を育てることは漆という地上の資源を生み出すことにつながる。紫波町の取り組みは、将来この地域に枯渇することのない資源を手に入れることになると信じている。今回の協定を機にウルシネクストとしても精一杯応援したい。」

と、今後への期待と意気込みを述べました。

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