株式会社大塚商会様にて漆のワークショップを開催しました
10月26日(水)18:30より、株式会社大塚商会本社(東京・飯田橋)において、「大塚商会ハートフル基金」様主催の、社員の方々を対象とした漆のワークショップを開催しました。
昨年7月に同社が創業60周年を迎えられたことを記念して行われた「大塚商会ハートフル基金 持続可能な社会につながる環境活動」の公募助成において
社会的課題の解決に貢献する公共性のある事業としてウルシネクストの「植樹支援による漆の森づくり事業」が採択されたことをご縁に、是非社内でも漆に関心を持ってもらうためのワークショップを開催したい! という事務局の皆様の想いによって、今回のワークショップを開催することになりました。
当日は、終業後、12名の社員の方々にお集まりいただき、ウルシネクストの活動紹介や漆器のお話、「正しい箸使い、美しい食事スタイルは一生ものの財産」ということで、お箸の文化や、会食の場などで所作として身につけておきたいお箸のマナーについてお話させていただきました。
また、正しい箸使いの実践として、制限時間内にお椀からお椀へ何粒の大豆を移すことができるかを競う「豆移しチャレンジ」などを行いました。
参加者の皆さまからは、
「漆には長い歴史があって日本文化と深く関わっており、これからも守っていくべき大切なものだと改めて感じました」
「お箸の持ち方、マナーについても大変勉強になりました。毎日使うものだからこそ正しい方法を知ることが大切だと感じました。」
「豆移しチャレンジも楽しかった」
などの感想が寄せられました。
会場の一角では、ウルシの木や漆搔き道具、漆関連品の展示とともに、今回のワークショップ用に厳選した輪島塗りのお箸やお椀などの展示販売を実施し、「プレゼントにぴったり」「漆のお箸が欲しくなりました」など、大変好評をいただきました。
今回ご参加くださった皆様、ワークショップ開催や植樹支援など、昨年来、多大なご支援をいただきました「大塚商会ハートフル基金」様にあらためまして感謝申し上げます。
ありがとうございました。
公益財団法人お金をまわそう基金の助成先団体です
日本の歴史、文化、芸術、技術を支えてきた漆を後世に繋げていくための漆の森づくり、地域振興を目指す事業の公益性やその意義に共感いただき、助成いただいております。
お寄せいただいた助成金は、相模漆の復活で国産漆を増やす植栽事業に活用させていただきます。
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