「猪苗代漆林計画」主催のウルシ植栽イベント「めぶき祭」に参加してきました

「猪苗代漆林計画」は、福島県会津地方、猪苗代湖と磐梯山に囲まれた里山で、漆器づくりの原料となるウルシの植栽と育成活動に取り組んでいる団体です。中心メンバーは、漆とロック株式会社代の貝沼 航さん 、株式会社やまいわ農園代表・米農家の土屋 勇輝さん、塗師で漆搔きの平井 岳さん、ホールアース自然学校校長の和田 祐樹さんの4名。国産漆の供給不足と農地の荒廃という2つの課題を重ね合わせ、耕作放棄地にウルシを植えることで、未来に繋がる循環型漆林を目指しています。

4月12日(日)、その「猪苗代漆林計画」が主催するウルシ植栽イベント「めぶき祭」に参加してきました。めぶき祭は今年で3年目(植栽としては4年目)。当日は晴天ながらも猪苗代特有の強風に見舞われましたが、県内外から約30名の参加者が集い、ウルシ苗50本の植樹や、今回初の試みとなるウルシの種蒔き作業などが行われました。

2人1組になってウルシ苗を植樹

子供たちも積極的にお手伝い

ビニールハウス内でウルシの種蒔き作業

ビニールハウス内でウルシの種蒔き作業

ビニールハウス内でウルシの種蒔き作業

お昼は、漆器ランチ&交流会ということで、土屋さんが精魂込めて作ったお米を炊いた白飯をメインに、町内の小西食堂さんの特製豚汁、縄文料理を研究する三澤真也さん特製の会津地鶏の笹葉包み蒸し、ポテトサラダという、地元食材を豊富に使った料理を振る舞っていただきました。木地師さんご家族や工房を営まれている方など漆に関わりのある方々から、イベントを知って興味を持って参加された方など、参加の理由はさまざま。食後の交流も楽しい時間になりました。

出張してお昼の準備をしていただいた地元の飲食店の皆さん

地元食材を使った特製“めぶき”定食!

米農家の土屋さんを囲んで

「猪苗代漆林計画」は、若いエネルギーいっぱいのメンバーの皆さんが、「素材づくり・仲間づくり・風景づくり」を見据えて、漆を軸にこれからの里山を創っていく、素晴らしい活動を行っていました。来年の「めぶき祭」では200本のウルシ苗の植樹を計画されているとのこと。ウルシネクストとしては、活動の応援はもとより、何かしらのご協力ができないか、今から考えていきたいと思います。

午後は残れる人たちで昨年の植栽地の植え替え作業

「猪苗代漆林計画」中心メンバーの(左から)和田さん、貝沼さん、土屋さん、平井さん

執筆者プロフィール

佐々木 亨
佐々木 亨
特定非営利活動法人ウルシネクスト 専務理事

公益財団法人お金をまわそう基金の助成先団体です

ウルシネクストは内閣府認定の「公益財団法人お金をまわそう基金」の助成先団体です。

日本の歴史、文化、芸術、技術を支えてきた漆を後世に繋げていくための漆の森づくり、地域振興を目指す事業の公益性やその意義に共感いただき、助成いただいております。

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